明見院の歴史

明見院の歴史

明見院の歴史

明見院の歴史

当寺の歴史

旧彦根藩・井伊家ゆかりのお寺、彦根城の築城の際のご祈祷を行なったお寺です。

当寺は彦根城下の西側、旧彦根藩の善利組足軽屋敷が連綿と続いていた所に位置しております。
当寺の歴史は古く、井伊直政公と所縁があった開基神番上人が、井伊家より今の地を与えられて建立されており、約400年の歴史を誇る由緒あるお寺です。

文献によれば、慶長9年(西暦1604年)から着工された彦根城の築城の際に、雨が続いて工事が一向に進まない状況であったが、これを井伊直政公の命で神番上人が祈祷したところ瞬く間に雨が止み、城主はこれを賞して金銀の褒美を与えたと記されております。以来代々に亘って井伊家専属の祈祷を行なっていたお寺です。

全盛期には、澤蔵寺、重寳院、天龍院の3ヶ寺の塔頭寺院を有し、その境内地の総称を明見院としておりました。

滋賀県(近江)には琵琶湖を取り囲むように比叡山(ひえいざん)、比良山(ひらさん)、伊吹山(いぶきさん)、霊仙山(りょうぜんざん)、飯道山(はんどうさん)などの山岳修行の霊山が点在しておりますが、そういった山岳で修行を行なう山伏や、吉野や熊野を往来していた山伏が当寺に立ち寄っていたという記録もあります。

しかしながら現在は、天龍院の跡地に本堂を残すのみとなっております。

歴史

歴代住職

当寺は現在十三代目の住職 浦郷宜右がつとめております。

開 基  明見神番上人
二 代  勝榮
三 代  政榮
四 代  玄榮
五 代  玄雄
六 代  玄豪
七 代  賢瑛
八 代  悰暁
九 代  勝豊
十 代  勝道
十一代  妙芳
十二代  祐雄
十三代  宜右

住職

直近の活動報告
(特別行事や境内の護持活動など)

平成22年04月28日
浦郷宜右 第十三代目住職に任命

平成23年12月28日
第十三代目住職 晋山法要

平成26年10月11日
稲荷社落慶法要

平成27年10月18日
拏吉尼天(稲荷)祭開催 以後毎年10月に厳修

平成28年08月10日
境内に防犯カメラ設置

平成28年10月27日
仏像調査を実施

平成30年04月10日
本堂内装工事(第1期)完了

平成30年09月03日
六地蔵尊(石造)遷座

平成30年11月04日
浦郷宜右十三代目住職就任後、初めての総本山醍醐寺参拝を挙行。(芹橋町内および檀信徒30名が参加)

平成30年11月29日
地蔵菩薩および正観音菩薩(石造)遷座

令和01年09月26日
本堂内装工事(第2期)完了

令和01年10月19日
ホームページ開設および御朱印受付開始

令和01年12月09日
薬師如来立像(木造)修復完了および奉安厨子新調

令和02年07月18日
本堂改装工事(第3期)完了
※天井、須弥壇、外壁ほか改修


令和02年07月18日
不動明王像(木造)修復完了および瑟瑟座新調

令和02年07月28日
不動明王祭にて、不動明王像(木造)修復後の開眼供養

令和02年08月18日
YouTube公式チャンネル開設、動画配信開始

令和02年09月21日
開基 明見神番上人400回忌法要
※檀信徒の心身安穏と新型コロナウイルスの早期収束、疫病退散をご祈祷


令和02年09月21日
薬師如来立像(木造)修復後の開眼供養

令和02年09月21日
歴代先師のお位牌1基造立 開眼供養

令和03年04月21日
ホームページをリニューアル

令和03年08月10日
本堂改装工事(第4期)完了 ※本堂縁側周辺ほか

令和03年12月23日
境内の防犯カメラ取替・増設

令和04年01月08日
本堂改装工事(第5期)完了 ※本堂正面 扉および柱取替ほか

明見院の歴史

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